患者さんはアジア系の外国人。認知症の症状があり外来受診をされた。検査の結果を説明する段階で、家族も同伴されたが、患者さんの知り合いからの紹介で通訳の方を連れてこられた。
説明者の医師は、日本人に説明する場合でも、患者との関係性を確認して第3者に説明することは殆んどないこともあり、患者の家族でもない方に病状説明をして良いかどうか困惑した。加えて、通訳された内容が自分の説明内容と食い違いがないかどうかも不安だった。
病院側が雇用している通訳ではないという点で、説明を保留した。
医師は通常、第3者に検査結果を説明しない。医師は、患者の家族でない、患者の連れてきた通訳に、説明してよいか困惑した。
加えて、医師は、
通訳された内容が自分の説明内容と食い違いがないかも不安だった。
病院が雇用している通訳でないという点で、説明を保留した。
デイスカッション・ポイント
1. 文化による「個人情報の伝え方」
2.個人的な知人の通訳者